2023年相場、日本はデフレ脱却という大きな変化点、米国は利上げ終了の方向性により反転相場になりましたね。
日本高配当株やS&P500を中心としたPFだったおかげもあり、比較的相場に乗ることができた一年だったと思います。
さて、2024年ですが、あいも変わらず「淡々とした積立」と「高配当PFの厚みを増やす」ことを中心ですが、「素直なキャピタル投資に向き合う(自分だけのオリジナルを出しすぎない)」ことが大切な1年になりそうです。
いろいろな勉強のまとめと、自分のメモ書きの要素も込めてダラダラと書きます。
NISAで米国にぶちこむことは、遠回りに円安と日本からの資金流出に加担すると理解しつつも、自身の資産最大化を目指してこつこつ頑張ります。
<資産をいくら増やすか>
・総資産:+15% (現金、NISA、DCすべて含む)
・株式関連:全体で+20%の株式関連資産増加
<変化点検証>
・米国:利下げ、大統領選挙の年
・機能しだしたインド:明確な外資資本の流入(中国→インドへの資本移動)
・中国の人口減少と景気天井感。南沙諸島、台湾有事リスク、政治リスク大
・米中分断の加速か緩和か
・欧州:DAX最高値更新も、実体経済との乖離。特に中国輸出リスク。
・日本:30年のデフレ終幕→インフレ時代の継続と円安継続
<運用方針>
以下をゆっくりと積み立てていく。
■ DC:外国株インデックス90%,日本株インデックス10% (継続)
■ NISA積立枠:
①S&P500連動インデックス 80%
②米国高配当株式インデックス 20%
■ NISA成長枠:S&P500連動インデックス
■ インデックス投資
①VT 2株/月
②HDV 1株/月
■ 高配当株PF
・配当再投資+ボーナスから
・銘柄案:半導体周辺、東京の不動産、石油など
以下で一部資金を回転させる。
■ キャピタル投資:
・米国指数に素直が中心
・利下げ局面、大統領選挙、ショート勢の巻き戻し:実際に利下げが起きるまでは、NASDAQ100
・前半:NASDAQ100、SP500、インド
・為替リスク:リスクはある程度取る。
・日本株案:TOPIX CORE30中心
・No.1、寡占企業、ほかができないことやってる企業
・仕組みで勝てている企業
・人材不足、パワー半導体、国策、インバウンド、情報通信、SCM、M&A、転職
<マクロ環境>
米国:利下げ開始。保守的なDOW30が先んじて市場差高値を取ったことから、循環物色と強気サイン。
この中、SP500,ナスダックは史上最高値を伺うところが見えてきた。
利上げかなり影響し、学生ローンの返済開始やクレジットカード支払い残高上昇など実体経済への影響が出てきている。
そもそも今回のインフレは実体経済から発生したものであり、自重で物価が下がっていく方向が見える中、これ以上FEDが金利あげて調整する役割がなくなってきたと推察。大統領選挙の年でもある。
しからば、年間では上下するものの比較的株価は上がる方向で見込めるのではなかろうか。
特に利下げにより、大型ハイテク中心に強いとイメージ。
懸念:過度なマーケットによる利下げ期待。実体経済が思ってたより悪く、利下げペースを急ぐ展開が見られると危ない?
日本:日銀の総点検が終了する2~3月における変化を確認すること。
短期で円高傾向に傾くが、長期的には円安方向(どうも120円のような時代はしばらくこなさそう?)
日本の潜在的な貿易赤字(石油とIT支払い)が拡大する方向? 観光資源次第でもあるがこの推移は注目しておくこと。
・日本のインフレはまだ続くのではなかろうか。一服感あるが、一過性ではないならジリジリと値上がり。とにかく賃金上昇がポイント。
・ゲームチェンジの見極め:特に中国→インド、サプライチェーンマネジメント、インフラ、後継者不足によるM&Aなど大小あるが分水嶺にあるテーマが多い。
・日本の利上げ局面がくるなら、なるだけ自己資本比率の高い、有利子負債の少ないところ
・中国リスクによる資金の引き上げが継続するようなら、同じアジアの日本は有利。
(2023年の春におきたこと)
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